地積測量図とは?取得方法・読み方・図面がない場合の対応

地積測量図は、登記された一筆の土地について、形・面積の計算・境界点などを記録した図面です。分筆や地積更正の登記などに伴って作成されます。すべての土地にあるとは限らず、作成年代により記載内容も異なります。

取得するときは住所ではなく「地番」を確認

  1. 登記事項証明書や固定資産税の通知で、土地の所在と地番を確認します。
  2. 法務局の窓口・郵送、またはオンラインの証明書請求で、地積測量図が備え付けられているか確認します。
  3. オンラインで図面証明書を請求した場合は、郵送または指定窓口で受け取ります。

登記情報提供サービスで閲覧できる情報は、証明書とは用途が異なります。提出先が証明書を求めている場合は、必要な形式を先に確認してください。取得方法と手数料は、下記の法務局の公式案内で確認できます。

図面では、この4点を見ます

  1. 所在・地番と作成年月日:対象の土地か、いつの測量に基づく図面かを確認します。
  2. 境界点の番号と標識:点名と現地の杭・鋲が対応するかを見ます。塀の角が境界点とは限りません。
  3. 辺長・座標・求積の記載:土地の各辺の長さ、点の位置、面積の算出方法を確認します。座標のない古い図面もあります。
  4. 隣接地との関係:隣の地番や道路との位置関係、手元の境界確認書の図面と食い違いがないかを見ます。

座標があっても、基準点の状態や測量方法を確かめなければ、そのまま現地へ復元できるとは限りません。図面を拡大して定規で測った長さだけで、杭を置き直さないようにしてください。

図面がない・現況と違う場合

図面がないだけで直ちに権利に問題があるとは限りません。公図、隣接地の地積測量図、過去の境界確認書や測量成果、現地の標識を組み合わせて調べます。図面と境界が合っているか不安だった相談事例も参考にしてください。

当相談室では、資料の取得・読み解きから、必要に応じた境界確定測量までご相談いただけます。

読み方を確かめる模式図

地積測量図で確認する4つの箇所説明用の四角い土地。上に所在・地番・作成年月日、四隅に点名AからD、辺に長さ、右に座標と求積表の位置、外側に隣接地と道路を示しています。実際の測量値ではありません。① 所在・地番 / 作成年月日ABCD② 境界点の名前・標識対象の土地③ 辺の長さ③ 座標・求積の記載点名 X座標 Y座標面積とその計算方法④ 隣接地の地番・道路などとの位置関係
説明用の模式図です。実際の測量図・測量値ではありません。古い図面では座標や境界標の記載がないこともあります。狭い画面では図を横にスクロールできます。
この記事の監修:代表 土地家屋調査士 齋藤 大輔(さいとう土地家屋調査士事務所)
登録番号 第763号(京都土地家屋調査士会 所属)・筆界調査委員
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代表 土地家屋調査士 齋藤 大輔
代表 土地家屋調査士齋藤 大輔

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